サカイの口コミって悪いけれど実際にどうなの?
不安になりますよね。
私が実際に2018年の秋にサカイ引越センターを利用した際の感想についてお伝えします。
目次
サカイ引越センターの口コミ、評判
サカイ引っ越しセンターは酷い?
サカイに引っ越しをお願いした感想は、悪くはないといったところです。
ネットに書かれている口コミは嘘とはいいませんが、「なるほどなー」と思うことが多々ありました。
サカイにお願いしてめちゃくちゃ良かった!とは思いませんが←
合う人には合うし、合わない人には全く合いません。
サカイ引越センターの営業はしつこい
引っ越しの流れといえば、申し込んで、訪問見積もりをお願いして、契約して、実際に引越となるのが一般的。
営業マンが、訪問見積もりを行って、その場で契約ができるように営業トークをかましてきます。
先に悪いところからお伝えしますが、サカイの営業マンは、その場で決断しないとなかなか帰ってくれないです。
サカイの営業はうざい、ひどいという口コミを聞いたことはありますが、否定できないと思いましたw
他の業者も粘られますが、サカイは本当に決断しないと帰りません。(マジで)
他の業者は、断るとそうですねと引き下がるので、すんなり終わります。
しかし、サカイは相当断らないと帰らないです。
その場で契約を取らないと、上司からの叱責が酷いのかなあと不安になります
土下座まではされませんでしたが、する営業マンがいてもおかしくないでしょう。
訪問見積もりはどの業者も40分くらいで終わりますが、サカイは倍以上かかります。
サカイで引っ越しをしたい!というのではなければ、安易に訪問見積もりを頼まない方がベター。
どうしても粘られたくないというのであれば、
「1時間後に予定があるから、それまでに見積もりを終わらせてほしい」
と事前に言うのがいいでしょう。(それでも帰らないかもしれません)
それか、「会社が費用を負担するのですぐに決められない」といってあきらめてもらうしかありません。
サカイの訪問見積もりは必要?どこまで見られる?
サカイにかかわらず、どの業者でも訪問見積もりは必須です。
メールのみでの引っ越しはまず行いません。
よっぽど閑散期であればやってくれるかもしれませんが・・・
ほぼ100%訪問見積もりがいると思った方がいいでしょう。
訪問見積もりとなれば、部屋の中に入られて荷物がどれくらいあるか見られます。
サカイだから変なところを見られたというのは特にありません。
ちなみにどの業者もトイレの中やふろ場の中はまず見ません。
どうしても見られたら困るというものがあれば、そこに隠しておきましょう。
サカイ引越センターは高い?どこまで値切りできるか
サカイのいいところは、めちゃくちゃ安く引っ越しができるところです。
あまり採算が取れない引っ越しも行ってくれます。
数社の相見積もりを取っていたら、サカイは一番安くしてくれます。
なので、安く引っ越しがしたいのなら、サカイの見積もりを一番最後にするのがベストです。
「弊社の見積もりが最後なのですが、一番安くしてもらえますか」
といえば、時間がかかりますがサカイは安くなります。
サカイは、料金が下がることよりも、他の引っ越し業者にお客を取られてしまうことを嫌がります。
サカイが高い!という人は、他の業者との相見積もりをとっていないからです。
数社見積もりを取りましたが、サカイが最初に提示した料金は、どの業者よりも一番高額でした。
「これ以上値下げはできません」
というのがサカイの口癖ですが、値下げできないといった金額よりも、最終的に2万円安くなりました。
最初に言ってくる「これよりも、値下げできません」は無視しても大丈夫です。
サカイの営業は、どの引っ越し業者よりも強引です。
しかし、許容できるのであれば、サカイが一番安く引っ越しができるのでオススメです。
どの業者も分が悪い引っ越しは、わざと高額な見積もりを出して相手に断らせることがあるそうです。
なので、必ずしもギリギリまで値引きしてくれるとは限りません。
サカイ引越センターの段ボール回収は有料!
嫌だったのは、見積もりの時点で段ボール回収についての説明がなかったこと。
サカイ引越センターの段ボール回収は、有料で一回1000円かかります。
他の引っ越し業者は、すべて無料で回収してくれるので無料だと思い込んでいました。
営業マンがくれるパンフレットには、最後の方のページにしか書いていないので、営業トークを交わしながら最後まで読まないとたどり着きません。
決して高くはない金額なのですが、何も言われなかったことで騙された感じがしてイヤでした。
契約前であれば、営業マンとの交渉次第で段ボール代は安く、もしくは無料にできるかもしれません。
私たちは、契約後に有料サービスであることを知ったので交渉できませんでした。
引っ越し先の自治体が、無料で段ボールを定期的に回収してくれるところだったので、有料の段ボール回収は利用していません。
サカイの段ボールは来ない?届かない?
サカイの引っ越し用の段ボールは正直、早く来ません。
段ボールをもらう日の指定はできますが、宅配のように時間指定はできないので、外に置かれるのが嫌な人は在宅していないといけません。
また、放火の心配もあるので、できることなら外に置いたままにするのは良くないでしょう。
営業マンが営業の合間に届けてくれるので、正直いつになるかわかりません。
私たちの場合は、夜遅く18時過ぎ届けてもらえました。
土日しか受け取れなかったので、ここまで遅かったのかもしれません。
また、二人暮らしで段ボールを手配したのですが、サカイからもらったのは、大きい段ボールが10個小さい段ボールが10個の計20個。
二人暮らしにしては、やや少なめですがギリギリ足りるかなといったところでしょうか。
ただ、引っ越し前の我が家は「3DK」と3つの部屋があり、2人で住むには広い部屋に住んでいました。
荷物もファミリー層と同じくらいはあったと思います。
きちんと訪問見積もりもしてもらっていたので、段ボールも多めにもらえるだろうと高をくくっていました。
実際にもらったのは、段ボール20個。
大きいサイズは10個しかありません。
案の定段ボールが足りず、追加でもらいました。
追加でもらう段ボールも当日しか手配できないといわれてしまいました。
ちなみに追加でももらえる段ボールは、すべて中古になります。
一度誰かが使った段ボールになるので、ガムテープがはってあったり、文字が書いてあったりします。
使えないものではありませんが、50箱まで無料となっているのだから、最初から新しい段ボールを多めに欲しいと思いました。
なので、50箱までであれば段ボールは無料でもらえるので「荷物が増えるかもしれないから多めにほしい」と伝えた方がベターかもしれません。(もし同じ料金なら)
まあ結構値切ってもらったので、文句は言えないのですが・・・
サカイで引っ越し後の家電は壊れるか
テレビや洗濯機といった電化製品は、高価なものですが、引っ越しで壊れてしまわないか不安ですよね。
私たちは「サカイの引っ越しのせいで壊れた!」というものはありませんでした。
ぶつけられたり、落とされたりといったことはありません。
しかし、5年以上使っている電化製品は、引っ越し後に使い勝手が悪くなりましたw
炊飯器とDVDプレイヤーがだめになり、引っ越し後に買い換えました。
(サカイが悪いというわけではありません)
引っ越しして運んだのに壊れて使えないとなれば意味がありません。
なので、長年使用している電化製品は、思い切って引っ越し前に処分してもいいかもしれません。
冷蔵庫や洗濯機といった購入して5年未満の電化製品は、引っ越し後もすべて問題なく使えています。
サカイの引っ越しの所要時間、時間指定
サカイの引っ越しは、時間指定が可能です。
フリー便もありますが、同じ日に管理会社との立ち合いをするのであれば、時間指定しておく方がベターです。
私たちは朝の時間を指定していて、時間通りに引っ越しをすることができました。
荷物をすべて梱包済みで、二人暮らしであれば、1時間もあれば運び出しが終わると思います。
県外(100キロあるかどうか)に引っ越ししたのですが、9時ごろ運び出して、13時にはすべての荷物が新居に入りました。
サカイだから引っ越しが長引いてしまったということはありませんでした。
サカイ引っ越しセンターの節約コースの食器の扱い
大手引っ越し業者といえば、食器を丁寧に梱包してくれるボックスがついてくるイメージはありませんか。
サカイにも、「らくらくパンダBOX」という食器を割れずに梱包してくれるカバンがついています。
各コースで利用できるとうたっていますが、私たちは「らくらくパンダBOX」は使えませんでした。
しかも、営業マンは使えませんという説明だけで、なぜ使えないのかは不明。
申し込んだコースがだめなのか、BOXの在庫がないのかわかりませんでした。
ちなみに、食器は二人暮らしなのでそこまで多くありません。
しょうがないので、段ボールに食器を入れて引っ越しをしました。
ただし、「割れ物注意」のシールを張っていても、そのまま上に重ねて複数の段ボールをまとめてもっていきます!
(多少は注意を払ってくれるとは思います)
せっかく割れないでほしいようにしたかったのに、そこだけはうーんとなりました。
(実際に中身は割れていませんのでいいのですが)
どうしても一つずつ丁寧に運んでほしいのであれば、サカイはあきらめるか、現場の人に強く言うしかないでしょう。
サカイ引っ越しセンターのせつやくコースの靴の扱い
サカイではシューズBOXを2箱まで無料で借りることができます。
1箱12足まで入るので、24足までであれば自分で梱包しなくても、サカイが勝手に運んでくれます。
組み立て式なのでロングブーツも入れることができます。(その分収納できる靴の数が減ります)
これは、せつやくコースという一番安いコースでもレンタルすることができました。
靴を段ボールに自分で入れる必要はないので楽ちんだと感じましたね!
新婚であれば、奥さんが靴にこだわりがなければ、2箱で十分だと思います。
ちなみに我が家は、二人で15足(少なめだと思います)なので、余裕でした。
ただし、シューズBOXは引っ越しが終わればその場で回収されてしまいます。
ちなみに、引っ越し先に靴箱がついてなかったため(珍しいと思います)
靴箱を買うまで、すべての靴が出したままにしていました。
サカイ引越センターの料金の相場、実際の料金
私たちがサカイに引っ越しをお願いした時は、
- 他府県への引っ越し(100キロ以内)
- 秋の月末(平日)
- 2人暮らし
- 荷造り、荷解きは自分たち
- 大型家電の梱包と運搬のみ依頼
- 段ボール30個
で65,000円です。
一般的であれば、だいたい100,000円くらいはかかるので、40%OFFといったところでしょうか。
ちなみに最初提示された料金は90,000円でした。
それから80,000円までなら値下げできると伝えられました。
他で70,000円で引っ越し見積もりをしてくれた業者があったので、そのことを話したら65,000円になりました。
複数社見積もりを取りましたが、一番安くなったのはサカイです。
ちなみに70,000円での引っ越し見積もりは中小の会社で、内容がうーんといった感じです。
アートの営業マンの対応が、かなり良かったので、正直1万円くらいの違いであれば、高くてもアートに頼むつもりでいました。
サカイの見積もりが終わった後に電話で値切ってみましたが、アートは90,000円でないと不可とのこと。
90,000円と65,000円の違いはめちゃくちゃ大きいです。
悩んだものの、安くて大手で引っ越しができるなら、営業がひどくてもサカイにしようという話になりました。
新婚で引っ越し経験が少ないならサカイがマスト
新婚夫婦のように、引っ越し経験が少ないのであれば、サカイのように大手引っ越し業者に頼むのが一番トラブルが少ないです。
(営業マンの対応さえ我慢ができれば)
大手のいいところは、「何も言わなくても勝手に引っ越しが進むこと」です。
靴は梱包しなくもても、運んでもらえます。
いちいち指示をすることなく、段ボール箱や大型家電の梱包をしてもらえます。
めちゃくちゃ安い引っ越し代で不安になりましたが、終わってみれば「サカイにしてよかった」と思っています。
サカイ引越センターに向いている人
- 安く引っ越しがしたい
- 営業トークに時間がかかってもいい
- 引っ越し経験が少ない
サカイは、営業トークがめちゃくちゃ長いです。帰ってもらうのに、1時間半ほどかかりました。
他の業者はすべて40分以内で見積もりが終わったので、かなりしんどかったです。
しんどいのが嫌だ、拘束時間が短い方がいいというのであればサカイはやめた方がいいです。
しかし、少しでも安く引っ越しがしたいのであれば、サカイで間違いありません。
ただし、複数の見積もりをしないと、サカイは高くなってしまいます。
複数の見積もりを依頼するのであれば、1社1社問い合わせるよりも、一括で見積もりを取った方がかなり楽です。
私が実際に利用した引っ越し見積もりサイト
引っ越しの一括見積もりサイトを使うと、夜遅くでも電話がかかってきたり、へんなDMが着たりと嫌な思いをしたことはありませんか。
ネットの口コミがひどくて、見積もりサイトを使うかどうか正直悩んでいました。
引越し達人セレクト見積もりという引っ越しサイトで、私は、見積もりをお願いしました。
ここなら深夜に電話がきたり、迷惑メールがくるようになったりしませんでした。
比較できるのは、
- アリさんマークの引越社
- ハート引越センター
- サカイ引越センター
- アーク引越センター
- アート引越センター
の大手5社で、中小の変な引っ越し業者は混じっていないので安心してください。
ちなみに、サイトからの連絡がきて、ウォーターサーバーの営業を受けましたが、断ったらすんなり終わりました。
優しい感じの男性で、丁寧な対応でとても好感がもてました。
電話は5分もかかりませんし、引っ越しをして3か月以上経ちましたが、二度と連絡はきませんでした。
一括見積もりサイトに不安がありましたが、最終的には使ってよかったと思います。
引っ越しの見積もりサイトに嫌悪感がある人もわかりますが、一度にまとめて複数社見積もりを取れるのはめちゃくちゃ楽ちんです。
無料で相見積もりができるので、良かったらぜひ利用してみてください。